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鉄道の「技術的」なものに触れてみませんか

先のクリスマスに父よりプレゼントされたとある本。

鉄路100万キロ走行記 宇田賢吉著 - グランプリ出版 2004年
電車の運転—運転士が語る鉄道のしくみ 宇田賢吉著 - 中央公論新書 2008年

その日から、布団の中で、旅行に行く新幹線の中で、帰りの富士・はやぶさの中で、はたまた新学期になって学校の机の上で、とにかく読みまくりました。
山陽路はまだ蒸気機関車の天下であった時代に国鉄に入社した筆者は、蒸気機関車・電気機関車・電車と運転をしてきました。
通常は上り勾配上で起動できない貨物列車を、その独自のブレーキシステムにより起動させるテクニック、長い経験に裏打ちされた究極のブレーキ操作…。
日本の鉄道の過渡期に運良く鉄道乗務員として過ごしてきた筆者のメッセージは、鉄道の世界のみならず社会におけるあらゆる面に繋がっていると思います。

また、後者の新書では、電車運転の基本操作・運転士の間での常識から、力学に基づいた鉄道車両の構造をわかりやすく解説されています。お馬鹿な一中学生でも、少々難解とはいえ読めました。

自分は鉄道ファンだ〜と言って、自分の好きな部分にだけ打ち込んでいては趣味を深めるのに不便ですし、なにより変な目で見られます。
一度鉄道に打ち込むのであれば、何で電車は走るのかというところにまず掘り下げてみるのはいかがでしょうか。(これは単に走行の仕組みだけでなく、線路や信号・ダイヤのシステムなどすべてひっくるめての意味です)
そうすれば、自分の好きな分野をよりいっそう深く楽しめることになると思うのです。
何系は何線の電車で、どのように運用されているという知識より、現場で働く人たちの経験や知恵を学び取るのが大切で、これぞ真の鉄道趣味だと言っても過言ではないと思います。
いきなり運転士さんに話しかけてみるのは難しいかもしれませんが、本物の運転士さんが書いた本を読んでみるのもいいと思います。

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てつた

Author:てつた
KR鉄道館

元駅員さん。
社会人4年目の、法学部卒
へっぽこ新米プログラマー。
たまには旅に出たい。

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