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【英国見聞録 No.7】ロンドンのバス

Twitterのつぶやきは、なぜか他人からの伝聞調で書くとRTを多く集めるのですね。
そんなことを、先日参加した路線図ナイト3でも言っていましたが、実際その通りですから不思議なものですね。
ただ、Twitterという媒体が怖いのは、140字の字面を見た目のとおり受け止めて、その行間に筆者の主張をみること、その本文の主旨を考えることが疎かになりがちということだと思います。
大量のツイートが流れるタイムライン上でのつぶやきは、一目見て主張がわかるように書くことも必要な場面はあるわけですが、それにしても本来の主張が伝わりにくく感じることがあるのは残念に思います。
もっと本を読みたいと思う今日この頃です。


さて、前回の「英国見聞録」から長い時間が経ってしまいましたが、旅の記憶が失われないうちに続きをしたためたいと思います。
今回はロンドンを走るバスのお話です。

Big Ben
ロンドン名所・ウェストミンスター橋を渡るバス

チューブと並んで市民の足として親しまれているバスは、市内を縦横無尽に駆け巡り、しかも運行本数もとても多いことから、市内観光の移動手段として大変重宝します。

一部路線では24時間運行を行っており、チューブの終電を気にすることもありません。ロンドンが不夜城と呼ばれる一つの所以になっていたりもします。

オイスターカード利用の場合の運賃は、地下鉄ゾーン1一乗車2.40ポンド(執筆時点のレートで約340円)に対してバスは1.50ポンド(約210円)とお手頃価格に設定されています。
また、オイスターカードのキャップシステムの上限額も、バスのみ利用の場合には地下鉄より安く4.50ポンド(約640円)に設定されているため、バスを駆使して市内を回れば移動を安上がりにすることができます。
ちなみに、バス車内では現金の取扱を行いません。ICカードや定期券などの利用が必須となります。

Routemaster - ルートマスター
ロンドンバスの代名詞的存在、ルートマスター。
現在も動態保存車として数両が残存しており、通常系統の中に組み込まれて運転されている

ロンドンバスの特徴といえば、なんといっても2階建て(ダブルデッカー)であることです。
ロンドンバスの代名詞的存在であるルートマスター車時代からの伝統であるこのダブルデッカーは、EUが求めたバリアフリー規制の流れの中で一時は消滅の危機に瀕しました。
しかし、1階部分をノンステップにするなどして新型車両にも受け継がれることになりました。

Double Deckers
2階席の先頭部座席は、ロンドンの街並みを見下ろしながら巡るまさに特等席。
一度乗ればやみつきに

あるバスに乗車したときのこと。その2階席先頭部に乗り合わせたおじいさんと。

私「ここはとても楽しいですね」
おじいさん「そうだろう。だから私もここに乗るんだ。ロンドンの移動は地下鉄よりバスが一番だよ」

ちなみにそのおじいさん、以前日本に訪れ、箱根の温泉などを巡ったことがあると話していました。
遠い異国の地のバスの階上で、日本の話に花を咲かせる。なんと素敵なことだろうと思いました。



日本のバスでもICカードの導入は進んでいますが、未だに現金併用を廃止した例を聞いていません。
収受システムの二重化は交通機関の負担となり、それはそのまま利用者の運賃となって帰ってきます。
鉄道でもIC専用自動改札機の導入で効果を上げていますし、そろそろバスも現金廃止の流れが起きないものかと思うものです。

また、ロンドンでは成功しているバスの24時間運行、
東京でも時の猪瀬知事の主導のもと、2014年に渋谷~六本木間で試験運行が行われましたが、あっけなく失敗。
あれはどう考えても、深夜の東京人の動線を無視したものだったからに他ならないと思っています。
例えば、池袋~新宿~渋谷の副都心を結ぶ路線を作れば、深夜の飲み明けの初電前にそれぞれのターミナルに移動できるなど、いろいろの需要が考えられます。

さて、この街が3年後、世界にどのように映るでしょうか。



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てつた

Author:てつた
KR鉄道館

元駅員さん。
社会人2年目の、法学部卒
へっぽこ新米プログラマー。
たまには旅に出たい。

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