12枚の写真で振り返る2015年
…こういう企画をいままでやったことがなかった私ですが、
大晦日にちょっと一息いれながら、今年を写真でまとめてみたいと思います。
1月…吹雪の宮島
瀬戸内とはもともと降水量の少ない土地であるはずが、正月2日はにわか雪に降られる空模様となった。
突然の吹雪に打たれて急ぎ足で船に乗り込む、まるで青森の連絡船のような雰囲気に…
2月…黄金列車よさらば
大阪札幌間を結んでいた豪華寝台特急「トワイライトエクスプレス」が3月に引退。
2015年、2016年と、定期急行列車、定期寝台列車、定期客車列車が次々と姿を消し、
日本の鉄道史は一区切りを迎えたといっても過言ではない。
3月…上野東京ライン開業
東北線列車が名実ともに東京駅発着を果たしたその日、東北・高崎・常磐線~東海道・横須賀線を、新宿と東京の2大ターミナル駅それぞれを経由して結ぶ巨大直通ネットワークが完成した。
4月…山の漢の勇退
大山ケーブルカーの車両が、投入50年の節目となる今年リニューアルされた。
新しいケーブルカーの導入にあたって、蓄電池を導入し途中区間の架線を廃すなど、大山ケーブルは大変貌を遂げる。
信仰の山の新しい歴史が始まった。
5月…奇跡の一本松
陸前高田市の「奇跡の一本松」を初訪問。
松はすでに塩害等の影響により壊死してしまったため、保存処置を施された状態で初めて訪れることになったが、
自然の力強さから「負けない」という強い教訓をくれることは間違いないだろう。
早くも来年には、震災から5年を迎える…
6月…あじさい
就職活動も忙しさを増し、気休めの外出程度になってきたこのころ。
気候変動の影響か、ここ数年美しい紫陽花に出会っていないが、その中でもここ水元公園で見た紫陽花は、久しぶりに「きれいだ」と感じたものであった。
7月…夏が来た
面接や説明会ついでにシャッターを切るのが数少ない楽しみになってきたこの頃。
この江ノ電も、スーツを着ながら撮影したものである。
汗だくになりながらも、撮りたいものを自分の切り口で撮るという愉しみは尽きることがない。
8月…七夕祭り
ある採用選考が岩手県で行われたため、新幹線を使って日帰りすることになった。
ただ往復するのはどうしても自分の気が許さないので、丁度仙台で七夕祭りが開催中だったこともあり、帰路途中下車してみることにした。
ちょうど同じ夜、青葉城址では高校の同級生が在籍している合唱団が演奏しており、彼との久しぶりの再会をも果たすことができた。
9月…Departure
明日への出発。
離陸の3分は特に緊張が走る時間だという。
出発は、最初が肝心だと教えてくれた。
…わたしも頑張らなければ。
10月…男鹿の秋風
一台のマーチを3日間乗り回し、秋田県を一周。
男鹿は実りの秋を迎えていた。
半島のシンボル、寒風山と。
11月…嵐山
天龍寺の竹林ともみじを。
しっとり、静かに。
秋の京都はわたし自身の毎年恒例となってきた。
12月…トンネルを抜けると
国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。
今年は暖冬傾向で東京の銀杏は落葉が済まないまま年越しを迎えそう。
しかし国境を越え越後の国へ足を踏み入れると、そこには銀世界が広がっていた。
今年は「鉄道」をテーマにした写真を撮影することが大変少なくなりました。
それには自身の身の回りの状況の変化も大きいのですが、その一方で、様々な物事にアンテナを張ることになったことで、
「量より質」の写真を目指そうと思うようになった心情の変化もあるように思います。
いよいよ2016年、学生から社会人へとわたし自身における重要な転機を迎えることになります。
最初が肝心。明日の自分の糧のために、これからもいろいろなものを吸収して、自らを鍛えていきたいと思います。
皆様にとっても、くる年が良い年でありますように。
大晦日にちょっと一息いれながら、今年を写真でまとめてみたいと思います。
1月…吹雪の宮島
瀬戸内とはもともと降水量の少ない土地であるはずが、正月2日はにわか雪に降られる空模様となった。
突然の吹雪に打たれて急ぎ足で船に乗り込む、まるで青森の連絡船のような雰囲気に…
2月…黄金列車よさらば
大阪札幌間を結んでいた豪華寝台特急「トワイライトエクスプレス」が3月に引退。
2015年、2016年と、定期急行列車、定期寝台列車、定期客車列車が次々と姿を消し、
日本の鉄道史は一区切りを迎えたといっても過言ではない。
3月…上野東京ライン開業
東北線列車が名実ともに東京駅発着を果たしたその日、東北・高崎・常磐線~東海道・横須賀線を、新宿と東京の2大ターミナル駅それぞれを経由して結ぶ巨大直通ネットワークが完成した。
4月…山の漢の勇退
大山ケーブルカーの車両が、投入50年の節目となる今年リニューアルされた。
新しいケーブルカーの導入にあたって、蓄電池を導入し途中区間の架線を廃すなど、大山ケーブルは大変貌を遂げる。
信仰の山の新しい歴史が始まった。
5月…奇跡の一本松
陸前高田市の「奇跡の一本松」を初訪問。
松はすでに塩害等の影響により壊死してしまったため、保存処置を施された状態で初めて訪れることになったが、
自然の力強さから「負けない」という強い教訓をくれることは間違いないだろう。
早くも来年には、震災から5年を迎える…
6月…あじさい
就職活動も忙しさを増し、気休めの外出程度になってきたこのころ。
気候変動の影響か、ここ数年美しい紫陽花に出会っていないが、その中でもここ水元公園で見た紫陽花は、久しぶりに「きれいだ」と感じたものであった。
7月…夏が来た
面接や説明会ついでにシャッターを切るのが数少ない楽しみになってきたこの頃。
この江ノ電も、スーツを着ながら撮影したものである。
汗だくになりながらも、撮りたいものを自分の切り口で撮るという愉しみは尽きることがない。
8月…七夕祭り
ある採用選考が岩手県で行われたため、新幹線を使って日帰りすることになった。
ただ往復するのはどうしても自分の気が許さないので、丁度仙台で七夕祭りが開催中だったこともあり、帰路途中下車してみることにした。
ちょうど同じ夜、青葉城址では高校の同級生が在籍している合唱団が演奏しており、彼との久しぶりの再会をも果たすことができた。
9月…Departure
明日への出発。
離陸の3分は特に緊張が走る時間だという。
出発は、最初が肝心だと教えてくれた。
…わたしも頑張らなければ。
10月…男鹿の秋風
一台のマーチを3日間乗り回し、秋田県を一周。
男鹿は実りの秋を迎えていた。
半島のシンボル、寒風山と。
11月…嵐山
天龍寺の竹林ともみじを。
しっとり、静かに。
秋の京都はわたし自身の毎年恒例となってきた。
12月…トンネルを抜けると
国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。
今年は暖冬傾向で東京の銀杏は落葉が済まないまま年越しを迎えそう。
しかし国境を越え越後の国へ足を踏み入れると、そこには銀世界が広がっていた。
今年は「鉄道」をテーマにした写真を撮影することが大変少なくなりました。
それには自身の身の回りの状況の変化も大きいのですが、その一方で、様々な物事にアンテナを張ることになったことで、
「量より質」の写真を目指そうと思うようになった心情の変化もあるように思います。
いよいよ2016年、学生から社会人へとわたし自身における重要な転機を迎えることになります。
最初が肝心。明日の自分の糧のために、これからもいろいろなものを吸収して、自らを鍛えていきたいと思います。
皆様にとっても、くる年が良い年でありますように。