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直直セクション

はい。実車の世界でも発生してしまいました。

TSの京成・都営浅草・京急線では、直直セクションが再現されています。直直セクションは異なる変電所から供給される電気の区間の境目のことです。交直セクションや交交セクションではないので力行や回生ブレーキは使用できますが、ここで停止してしまうと電位差により架線に損傷を与え(最悪の場合溶けて架線が切れる)、さらには変電所を故障させることもあるため停止してはいけません。

今日、さいたま新都心-大宮間で発生した架線切断事故。
特急の185系が減速しようとしてセクション内に停車してしまいました。

停止信号に気をとられてブレーキ扱いをし停車したところで、停車位置がセクション内にあることに気づいたようです。

ちなみに、運転士が異常を感じて非常ブレーキをかけて停止したところがセクションだった…という事故は過去に何度も起きているようです。
今回事故を起こした185系のような空気指令式ブレーキを備えている古い車両は、いったん非常ブレーキに入れると直通管の圧力が0kPaになってしまい、その後にブレーキを常用に戻したり解除したりしても直通管の圧力が元の490kPaに戻るまで長い時間がかかり、セクションに気づいてブレーキを解除しようとしてもそのまま停車してしまうのです。

直直セクションでの停車は、実は交流セクションでの停車よりもかなり危険なのではないでしょうか。(まあ、交流セクションでも停車してしまったら他の車両に牽引してもらわないと発車できないのでなんともいえませんがw)

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No title

エアセクションは確かに
「異なる変電所から・・・」
ですが、
「架線の長さがないため、つぎ足しの所。」
という意味もあります。どちらかというと、エアセクションはつぎ足しの方が多いと思います。この事故もつぎ足しの上で、異電圧の・・・。と言う感じだそうですよ。

No title

一部の報道機関では、「架線が2本並んでいるところ」などと誤ったことを言っています。電流の容量を増やすために架線をどこでも並べておく例はありますし、また、架線がたるむのを防ぐために架線を短い間隔で区切っていてその境目でも架線が2本並んでいるところがあります。
これらはいずれも同じ変電所からの電気なのでここで停車しても問題はない、つまり架線が2本あればエアセクションというわけではありません。
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てつた

Author:てつた
KR鉄道館

元駅員さん。
社会人4年目の、法学部卒
へっぽこ新米プログラマー。
たまには旅に出たい。

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