スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

【英国見聞録No.5】指定席

Reserved Seat - 指定席

イギリスの鉄道を象徴する光景のひとつに、この座席指定カードがあるのではないでしょうか。

イギリスの鉄道運賃は座席等級別に定められており、1等用と2等用で運賃が異なります。
また、日本のような急行券の仕組みはなく、乗車券さえ持っていれば、時速200kmの高速列車でも都市近郊の通勤電車でも乗車することができます。
(ちなみに寝台列車には寝台料金の設定があります)

また、中距離列車以上になると、座席指定をすることもできます。
日本円で数百円程度の座席指定料金を払うことで、確実に座席を確保することができるという仕組みです。
区間によっては混雑する区間もあるため、立席を回避したい場合には重宝します。

ところで、座席指定制を敷く場合に、日本で行われているような「指定席車両」「自由席車両」の区別がイギリスにはありません
座席指定を受けている区間はもちろんその指定券の保有者の専用席となりますが、指定を受けていない座席は、誰でも座ることができるという仕組みなのです。

そこで登場するのが冒頭にご紹介した座席指定カード。
座席番号と指定区間が記載され、該当する座席の背もたれの上に差し込まれます。
当然、この区間で違う人が座っていると、大顰蹙を買うわけです。

面倒になってくるのは、始発駅でこのカードを差す乗務員かと思いますが、座りたい人のためのサービスを維持しながら、使用できる座席は最大限活用するという大変合理的なシステムです。

日本でも、「ひたち」「ときわ」「スワローあかぎ」などの一部の特急列車で、似たような座席活用の試みが始まっています(座席未指定券を使用)。
少子高齢化社会に一矢報いる広がりをみせてくれるのでしょうか。

Virgin Train
全英で高速列車を運行するヴァージン・トレインズの車内では、カードの代わりに座席上の液晶画面で座席指定を受けた区間を表示してくれる。
黄色ランプ」で座席指定区間の接近を表すのみのE657系よりずっと親切だ



スポンサーサイト
プロフィール

てつた

Author:てつた
KR鉄道館

元駅員さん。
社会人1年目の、法学部卒
へっぽこ新米プログラマー。
たまには旅に出たい。

カレンダー
06 | 2016/07 | 08
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
カテゴリ
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。