特急券の払い戻し

ご存じない方が余りに多いようで…。
特急・急行が2時間以上遅れて到着駅に着いた場合、特急・急行料金は全額払い戻しになります

11日早朝に駿河湾で発生した地震で、東海道・山陽新幹線には大幅な遅れが発生しました。たまたま帰省の真っ最中だった私は、見事にこの遅延に巻き込まれました。
出発は昼過ぎの予定だったため、普段どおり起床しようとラジオをつけると、怪しいニュースが飛び込んできました。
「静岡で地震、新幹線ストップ」
ああ、まいった。もしかしたら行けんかも知れん…。
結局、6時の始発から8時までストップ、最初から2時間遅れの運転開始となりました。この時点で既に運休列車が発生していたので、ダメなら仕方ないやと思いつつ東京駅へ出向きました。
駅に着いた時点で、東京駅では1時間半前後の遅れ。当然本来の発車時刻の前に駅に着いていますので、どこでどう待とうかと思っていました。いつ発車するか分からないので、改札のまん前で待つ人が大勢いました。遅れはいつ回復するか分かりませんし、ひょっとすれば車庫から代走を出して…ということも考えられましたが、帰省ラッシュだしまあそんなことはないかな…と、発車標を睨みつつ、グランスタが開業して賑やかになった地下の銀の鈴待合所へ。これが案外空いていました。
1時間ほど経ってホームへ上がり、なんとか遅延しながらも運休にならなかった当該列車に乗車。途中で徐行や場外停車を繰り返したため、当初1時間20分の遅れだったのは膨らみまくり約2時間半の遅れとなって広島へ到着しました。
当然、損失が出ることを嫌う乗務員は、車内放送で払い戻しの話を一切しません。改札へ向かうと、駅員が一人で、さりげなく案内放送をしていました。
これに気づかなかった人は、真直ぐ自動改札へ向かって、特急券はみんな吸い込まれて無駄になっていきます。2時間遅れれば払い戻しがあると分かっていた私は、自然災害なのにJRには申し訳ないな…と思いつつ精算所へ向かい、家族分合わせて2万円以上が返ってきました。おかげでいつもよりリッチな滞在ができました…。

利益追求は、国鉄が民営化された今どうしてもやらなくてはなりません。でも、ちゃんと払い戻しがあるということは案内しなくては。1回払い戻しをしただけでこんな多額の金が動くのに、「知れば得、知らなきゃソン」という状態のままであることは相当疑問に思います。
プロフィール

てつた

Author:てつた
KR鉄道館

元駅員さん。
社会人2年目の、法学部卒
へっぽこ新米プログラマー。
たまには旅に出たい。

カレンダー
07 | 2009/08 | 09
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
カテゴリ
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QR